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Illustrator、Photoshopの触れたらデザインはできるのか?スランプは勘違いから〜スランプ脱出編〜

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Speaker Lab

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2017/05/26

 
 
さて、長々と書いてきた私のデザイナーとして、スランプから脱出した話。かなり、長くなったが、今回で本当に最後になる。よければ、今までのコラムを読んでから今回を読んでほしいと思います。
 
 
 
 

【第1章】Illustrator、Photoshopを触れたらデザインはできるのか?スランプは勘違いから〜新人デザイナーキラキラ勘違い編〜
 
【第2章】Illustrator、Photoshopを触れたらデザインはできるのか?スランプは勘違いから〜暗黒スランブ時代編〜
 
【第3章】Illustrator、Photoshopを触れたらデザインはできるのか?スランプは勘違いから〜再就職パワハラ編〜
 
4部作になってしまった。今回がいよいよ、本題である。

 
 
 
 
若かりしころは、「イラストレータ、フォトショップが触れるからデザインができる。」という大きな勘違い、否、思い込んでいた。そのせいか、考える時間がかかる上、クオリティが低かったのだ。
 
 
デザインができないのを技術が足りないと思い、技術書を読み漁った。技術は上達するがデザイン力は一向に上達しない。自分は、全くデザイナーに向いていないなと思う日々が続いた。
 
 
【第3章】で書いたコラムは、技術ではなくデザインの基礎をずっと文句を言われながらも行ってきた。ただ、基礎を学んだからと言ってスランプを抜けれた訳ではない。基礎があったからスランプが抜けれたと思っている。
 
 
しかし、未だスランプから抜けられず、Speaker Labを立ち上げたのだ。因みにSpeaker Labは、株式会社オーゼットカンパニーという飲食会社が運営するデザインスタジオだ。こんな状態の私を拾ってくれた株式会社オーゼットカンパニーには、凄く恩恵があるが、それは、また別の機会に書こうと思う。
 
 
前に働いていた会社からSpeaker Labを立ち上げてからの数ヶ月は一人で仕事をしていた。迷った時でも誰にも聞けないし、自分の責任で仕事を進めなければいけなかった。なかなか、アイデアが出ないときは、デザイン書を読んだりしてデザインのヒントを得た。しかし、これぐらいでは、スランプを脱出したと思えない。
 
 
あるとき、居酒屋の宴会を宣伝するためのフライヤーを創って欲しいと言われ、打ち合わせまで時間があったので、色々と調べていったことがある。調べて行ったおかげか、打ち合わせもスムーズに進み、事務所に戻ってから打ち合わせで聞いたことを思い出しながら作業していたことがあった。
 
 
今まで、デザイン案を決めるまでに時間がかかったが、その案件だけは直ぐに決まった。撮影の時も、自分の思い描いた通りに撮影をし、思い通りに描いた写真にデザインをしていったのだ。一日もかからないぐらいで作業は終わり一発OKをもらった。
 
 
それから、打ち合わせ前に事前に調べて、決め打ちまでは行かないが、ある程度、頭の中に、イメージを持っていくことにした。もちろん、思っていたイメージと違うことがあったりするが、打ち合わせからスムーズに納品まで進めることができた。
 
 
今は、あまり調べずに打ち合わせへ行っても問題なくすすめることが出来るようになった。打ち合わせ時にイメージを創っていくことが少しづつではあるが、出来るようになった。
 
 
打ち合わせ時にイメージが出来なくても、事務所に帰ってから電話なりメールなりして聞くことにした。今までは、聞くことが恥ずかしいと思ったが、聞くことが恥ずかしいことではない。それよりも、中途半端なものを出す方が恥ずかしいと思い始めたのだ。
 
 
私は、少しづつではあるが、パソコンに座る前にイメージが出来上がっている状態に持っていくことができるようになった。長い長いスランプから、少しだけ光が見えたような気がする。
 
 
ここで、自分自身は何が変わったのかを求めてみると
 
 
 
 


 
 
・技術書ではなくデザイン書を読むようになった。
 
・グラフィックデザイン以外のデザインに興味を持つようになった。
 
・デザイン業界のことも知るようにしている。
 
・デザイン以外の本を読むようになった。(広告全般の本や経営の本など)
 
・打ち合わせ時に色々な話を聞き出すようにした。
 
・分からないことがあれば、電話やメールしてでも聞くようにした。
 
 


 
 
 
 
ざっと、思い当たる点は、この6つだと思う。
 
 
上記の6つで考えてみると、〝情報〟と〝コミュニケーション〟が私の中で変わった点だと思う。〝情報〟と〝コミュニケーション〟を変えるだけでスランプから脱出が出来るかは分からないが、私が変わったのは、大きくこの2点だ。
 
 
何度も言っているが、今もなお、スランプから脱出できてるかは、甚だ、疑問ではあるし、自分がセンスある人だとも思っていない。これから、また、スランプに落ち入るかは分からないと言う不安はあるが、今はその〝不安〟も武器なんだと思う部分もある。
 
 
〝不安〟があるから、打ち合わせ時に色々な話を聞くし、〝不安〟だから自分が制作過程中にスタッフに見てもらい意見を言ってもらう。〝不安〟をネガティブだと思わず、勇気を持って〝不安〟を無くすためにポジティブに変換をしている。
 
 
無駄な自信を無くしポジティブな〝不安〟を持つことで〝情報〟と〝コミュニケーション能力〟をあげているのかもしれない。もちろん、転職も一つの道だと思うが、〝情報〟と〝コミュニケーション能力〟はどの業界でも必要なものだと思う。
 
 
長々と書きましたが、私がスランプに入り、スランプから脱出した話はここいらで締めさせていただきます。
 
※あくまで、私の経験談なので、実際に誰でもスランプから脱出できるとは思いませんので、ご了承くださいませ。
 
 

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