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仕事のペースの話

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羽田野真寛

羽田野真寛

2017/07/14

 
 
 今まで農業関連のことばかりをネタにコラムを書いてきましたが、今回は仕事のペースのことで考えていることを書こうかなと思います。仕事をしていくうえですごくペースの早い人や会社、マイペースな方といると思いますが、状況等によって変わってくるなっていう話です。
 
 ちなみにここで言うペースとは仕事内の納期とか対応とかの「早さ」についてです。
 
 
 


▶組織内の早さ


 
 
 結論的に企業や部署などであればペースの最も早い人に合わせるということが良いというふうに思っています。なぜなら遅い人に合わせていたら、企業や部署の成長はそれだけ鈍化し、本来1の速度で成長できたところが0.8の速度に落ちる可能性があるからです。もし1.2倍のペースで仕事をする人がいて、その人に組織全体のペースを合わせれば組織全体が1.2倍の生産性を上げることができるということです。
 
 
 小学校とかであれば運動会で全員で手を繋いでゴールしましょうということも許されますが、とかく企業や部署となれば常に他社との競争に晒され、戦っていく必要があります。そう考えた時に遅い人に合わせていたら競争力は失われ、置いていかれることが容易に想像がつきます。すなわち組織の生産性を重視するなら早い人に合わせるというのが基本ではないかと思っています。
 
 
 


▶組織間の早さ


 
 
 組織内であれば早い人に合わせるほうが良いと思いますが、一方で組織間での話しとなればそれは必ずしもそうではないと思っています。ここで言う組織間とは基本的に企業対企業と思っていただければと思います。
 
 
 組織によっては休日でもメールが返ってくるし、深夜でも電話対応してくれるような超人のような企業もあります。一方で17時になると業務終了の音声ガイダンスが流れ電話が明日以降でないと通じないところもあります。これはどっちが良い悪いの話をしているわけではありません。それは組織によって重視しているところが違うからです。組織によって極端な話、成果を出すために手段を問わないというくらいにバリバリやる企業や、社員のワークライフバランスを最重視しているところ、コンプライアンスを重視するところ・・・など様々です。そのように文化が違う組織同士が契約をするのですからペースも違ってあたりまえです。
 
 
 その前提の元、結局早い組織と遅い組織どっちに合わせるの?という極論ですが、どっちでも良いが経験上、組織同士の場合遅いほうに合わせたほうがうまくいくと思っています。これには2つ理由があります。1つは今までそのペースで仕事をしてきたのだから急かしても良いパフォーマンスが発揮できるとは限らないということ、もう1つは相手の組織のことや業務内容、成果を出すまでにかかる時間について十分に理解ができておらず、勝手に遅いと思い込んでいるだけの可能性があるからです。特に後者の勝手の思い込みは厄介で、勝手な思い込みのまま相手を急かして関係性が悪くなる・・・ということも十分にありえます。
 
 
 つまり組織間では遅い方に合わせて、お互いの理解が深まってから徐々にペースを上げていくということが大事になります。
 
 
 


▶個人的な話


 
 
 個人的には早いほうが良いなと思っています。今年28歳という年齢ですが、今でも3日くらいなら寝ずに仕事が出来ますし、30連勤なら余裕です。今は体力もあるし、無理がききますがこれが30、40となったときにできるかな?って考えると、きっとできないと思いますし、ペースを落とすことは出来ても上げることは出来ないと思っています。だからこそいけるうちは超ハイペースでいくべきかな?というのが個人的な思いでワークライフバランスを考えるのはもうちょっと先で良いかなと思っています。極端な話ですけど笑
 
 
 
 
 最後に「農ledge」という農業メディアを立ち上げました。農業系の論文やニュースをできるだけわかりやすく噛み砕いて紹介していこうと思っています。
 
農業メディア「農ledge」
 
 

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羽田野真寛

羽田野真寛

株式会社ケイエスケイシステム代表取締役 東京大学大学院農学生命科学生命科学研究科 修了 農業を軸とした事業を展開
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