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普通の女の子に戻るんだもん!〜風俗嬢を辞めて社会復帰してやるvol.1〜

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Yjyo_fuzoku

Y嬢

2018/02/27

 
 
はじめまして、コピーライター兼現役風俗嬢のY嬢といいます。(Y嬢って言い方、ちょっと古いよね。笑)
 
 
以後、お見知りおきを。
 
 
この度は、スピマガで月1回ほどコラムを書かさせていただくことになりました。
コピーライターとうたっておりますが、実際は1ヶ月目(!)のペーペーです。
正直、文章を書くことに慣れておらず駄文にはなると思いますが、
今後も、よしなにお付き合いくださいませ。
 
これから、このコラムが色々な人に読まれると思います。
 
とりあえず男性からの質問で1番多そうなのを先に答えておきます。
私は完梨です。
分かる人には分かるんじゃないでしょうか。
 
 
さて、記念すべき1回目。
初めてのコラムなので、私の簡単な自己紹介をさせていただきます。
 
年齢は2X歳(2018年現在)。
 
お店の年齢は(永遠の)19歳。
 
大学の編入学を機に大阪へ上阪してきました。
 
実家は貧しく、大学の費用は出せないと言われましたが、
それでも大学へ行きたい!
と生活費や学費などは奨学金とアルバイトをいくつも掛け持ちして払っていました。
いわゆる典型的な苦学生でした。
 
 
入学当初は居酒屋さんやパチンコ屋さんにカフェ、
日雇いバイトで健全に働いていたのですが、
学業と複数のバイト、さらにサークルを掛け持つ限界を感じ、
お金も時間も欲しいと思っていざラウンジへ踏み込んだ3回生の秋。
 
 
居酒屋さんやパチンコ屋さんで働いている時に比べて、
ラウンジは生活面でかなり楽になりました。
同級生に昼ご飯を奢ってもらわなくて
済むようになったのは大きな進歩でした。
 
しかし時給こそは良いものの、ヘアセット代に衣装代など、
思っている以上に日々のメンテナンス料が苦学生には辛く、
指名がとれなかったり、暇な日は早上がりもあったりで、
あまり懐には残らないと思い、
風俗の世界に飛び込んだ4回生の春。
 
 
週4~5日、風俗で働くと収入が今までとは比べものにならなかったです。
 
しかも、ヘアメイクや衣装代などラウンジで働いていた時に
かかってくる経費もなくなるので、
自由に使えるお金が大きく変わりました。
 
2日目の出勤が終わってお疲れ様って給料を手渡されたとき、
 
「これで家賃と水光熱費が払える……。」
 
とつぶやいたのも今となっては初々しくてなつかしい思い出です。
 
 
 
 
その日から抜けられなくなって早2年。
 
 
 
 
風俗を始めたころは、就職活動を終え、
大学卒業を期に風俗のお仕事も
卒業して社会復帰をするつもりだったのですが……。
 
人生、そんなに甘くありませんでした。
 
 
就職活動の結果はボロボロで、
希望業界での内定が1社も決まらず、
ヤケになってそのまま就活を強制終了。
大学を卒業してからダラダラと風俗を続けていた1年間。
 
 
「このまま、一生風俗嬢なのかなあ。」
 
 
などの不安を抱きながらも
相変わらず働いていたら、
大学の同級生にバレてしまいました。
 
ホームページを見て私のことに気づいていたみたいです。
 
「ずっと前から働いてるの知ってたよ。」って
カミングアウトされたときは、
一気に血の気がひいたのを覚えています。
 
 
風俗を卒業する気がなかったわけではありません。
以前から漠然と風俗を
卒業することについて考えてはいたものの、
行動に移してこなかっただけ。
 
 
身バレして少し経って落ち着いたら、
今までは微塵もなかった後悔の波が
一気に押し寄せてきて、
このままではだめだと思い、
本当の意味で辞めることを決心した2X歳の冬。
 
 
しかし、大学を卒業してから
就職もせず資格も取らず
アルバイトをしていたわけでもなく、
気の向くまま風の吹くままに
風俗で働いていた人間の
履歴書を見て相手してくれる
会社などありません。
 
どうしたものかと悩んでいたところ、
風俗嬢であることを
知らない友人に相談したら
今の会社の上司を
紹介してもらって、
幸運にも社会復帰の扉が開きました。
 
本当に運が良かったと思います。
 
業種は企画会社で、
コピーライターをする予定です。
 
元々、商品開発や企画に
興味があった私からしたら
願ったり叶ったりだと思い、
その日に働かせて欲しいとお願いしました。
 
 
ちなみに奨学金などのこともあって
今だに風俗で働いています。
 
ただ、
 
「風俗で働いていることで迷惑がかからないか?」
 

 
「紹介者の顔に泥を塗らないか?」
 
などを考えて
先に上司には本当のことを打ち明けました。
 
『面白いやん!コラムとかやってみたら?』
 
と予想を大きく上回ったポジティブな言葉と
今までの自分には縁がない言葉が返ってきました。
 
そんなこんなでスピマガの編集部の方を
紹介してもらい、
こうして今コラムを書いています。
編集部の人と打ち合わせの時に聞いたのは、
「何を書いたらいいのか?」
 

 
「私で大丈夫ですか?」の2つです。
 
 
編集部の答えは
 
『これからY嬢さんの日々の思ったことを書いてください。』
 
「そんなんでいいんですか?」
 
 
と質問をすると
 
 
『今まで特殊な業界で働いていて、もしかしたら世間とのズレがあるかも知れないので、企業に属した感想やズレをコラムで発信することで特殊な業界で働いてる方の励みになると思います。だから、思ったことをコラムに書いてください。』
 
 
まさか、親にも友人にも
明かせないような仕事が、
ちょっとは役に立つのかと知ったときは
涙が止まりませんでした。
 
しかも、私が就活で何社も
落とされていた企画のお仕事。
 
まさに捨てる神あれば拾う神あり。
運が良かったとしか言いようがありません。
 
しかし、私はどれほど真っ当に
生きたとしても、
風俗嬢であることには
変わりありません。
 
とりあえず昼職が決まってから、
身バレしてしまった友人と上司にも
2018年中には
完全社会復帰宣言をしました。
 
なので今年いっぱいまで昼はコピーライター、
夜は風俗嬢の2足の草鞋を履いています。
 
まだまだ、セックスワーカーです。
 
それは何も変わりません。
 
 
身バレや将来の不安など色々な
タイミングが重なって昼職に就くと決めました。
 
これから先、元風俗嬢という肩書きが
あったことを忘れることはないでしょう。
 
けれど、何の縁か風俗で働いて
普通のお仕事に戻れなくなってる人へ、
少しでも
「こんな私でも社会復帰ができてるから安心して。」
と言えるように、
風俗を辞めて社会復帰する予定の
1年間の軌跡を知ってください。
 
私は、頭も悪ければ要領も良くないです。
 
そんな私でも、普通の仕事に就いて
社会復帰できることが少しでも皆さんの
お力になれればと思います。
 
会社での失敗やミスがあると思いますが、
赤裸々にコラムでは書いていこうと思います。
 
 
また、夜職での悩みや相談は
TwitterからDMなり、
リプライなりでご相談ください。
 
まだまだ、社会復帰1ヶ月目で
本当に復帰できるか不安ですし、
偉そうなことを何も言えませんが……。
 
私なりに考えてお答えさせていただきます。
 
 
Twitter : @Y45248872
 
 
 
それともうひとつ。
 
 
 
もし、2ヶ月間コラムの更新がなければ
風俗の世界に戻ったんだと
ダメ人間のレッテルを貼ってください。
そうならないように頑張っていきますが……。笑
 
 
最後に、私は決して風俗が
悪い仕事ではないと思っています。
少なからず需要のある
業界ではあると思います。
風俗に来られるお客さんの中には
もちろん良い人もいますし、
相談に乗ってくれる人もいます。
 
しかし、いつまでも働くことが
できない仕事だとも思います。
 
 
けれど給料だって普通の
お仕事よりも良いし、
多少のルーズは
多めにみてくれる仕事なので
 
抜けられなくなるのも事実ですし、
身バレさえなければ
私も何が何でも今年中に辞めよう!
とは思いもしなかったと思います。
 
 
幸運にも今の会社に拾われました。
 
そして、上司に打ち明けて理解してもらい、
昼職と風俗店で掛け持ちで働けています。
 
本当に運が良かったと思います。
 
 
そんな私が風俗嬢の
セカンドワークとしてコラムを書くことで、
悩んでいるセックスワーカーの
お手本になれるよう、
これから温かい目で
見守っていただければと思います。
 
 
 
 
P.S.面白いと思った出版社様からのご一報お待ちしております。笑
 
 

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