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インターン生が見る一流デザイナー。〜水野学編〜

haru

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2018/04/20

 
 
はじめまして、ハルです。
デザイン事務所のSpeaker Labで3月からインターンをはじめた「ひよっこ」です。
 
 
 
「デザイン事務所でインターン」
 
 
 
…なんだかいい響きですね(しみじみ)
 
 
だがしかし、わたくし正真正銘のひよっこなのです。
名前負けならぬ、肩書き負けです。
何か経験があるわけでもなく、デザインに関する専門知識もありません。
 
 

勉強しようと思っても、何から手をつけたらいいのやら…
そもそもデザインってなんなんだ…(右往左往)
 
 
とりあえず追いかけるべき背中を見つけなくては…
 
 
 
 
ということは一流デザイナーの方々の
「ホンモノ」のデザインに触れたら見えてくるものがあるのではないか!?
 
 
と、
ざっくりこんな経緯で
私が勉強しつつ出会ったビビッときたデザイナーを、
独断と偏見でチョイスしてこのコラムで紹介してまいります!
 
 
 
 
記念すべき一人目のデザイナーは、水野学さんです。
 
 
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弊社にも水野学さんの本がズラリ。
写真には載ってないですが、「アウトプットのスイッチ」や
「センスは知識からはじまる」などの書籍もあります。
(撮影時は、家に持って帰って読んでました。。。)
水野さん、出版社様、ボロボロになって申し訳ありません。
弊社のバイブルと言っても過言ではないので擦りにこすっております。
 
 
 
 
大変無礼を承知ですが、
実は、はじめて名前を聞いたときは全く誰だかわかりませんでした。
 
 
ですが、
Google先生に聞いてみると、
「あぁこれか!」「これも水野さん!?」と出るわ出るわ無知の私ですら見覚えのある作品たち。
なんなら私の好きなブランドも手がけているようで己の愚かさに震えました。
 
 
今や知らない人はいない熊本のゆるキャラ「くまもん」のデザインや、
街中で一度は見たことがあるNTTの「iD」のロゴデザインなどを制作した
間違いなく日本のトップを走るデザイナーの一人です。
 
 
水野さんのデザインは、無駄がなく洗礼されたイメージ。
デザインに詳しくない人が見ても「なんか良さそう」と思わず手を伸ばしてしまうような作品ばかりです。
 
 
その、「なんか良さそう」を演出するまでにどんな考え方になったのか。
水野さんがこれまで手がけた作品とともに紹介していきたいと思います。
 
 
 
 
中川政七商店
 
 
和テイストの生活雑貨を販売する麻織物の奈良の老舗です。
店舗には落ち着いた雰囲気の上品な雑貨たちが並んでいます。
 
 
なんとこのブランドの立ち上げの提案をしたのが、水野さんです。
ロゴの制作ももちろん水野さんなのですが、
なぜ鹿なのでしょう?
 
 
その答えは考え抜かれた経営視点にありました。
 
 
もともと創業300年の歴史を持つ老舗から派生したという伝統を表し、
「麻なら奈良の中川政七商店」という認識を定着させるために
麻模様と織機、奈良の鹿に加え、教科書体を用いることで
上品なインパクトのレトロなロゴが完成しているのです。
 
 
ただブランドのイメージに沿ったデザインではなく
ブランドの将来を見据えたデザイン案を提案するのが水野さんのブランディングスタイル。
 
 
開いた口が塞がりません。塞がる時が来るのでしょうか。
 
 
 
 
機動戦士ガンダム展
 
 
2015年に開催された機動戦士ガンダム展が行われたことは
記憶に新しいのではないでしょうか。
 
 
あの広告も、実は水野さんが製作したものなのです。
 
 
ふと目が止まって、
一目でイベントの存在を認識できて、
記憶にも残りやすい。
 
 
当たり前なようで、ものすごい広告効果ですよね。
 
 
「朝日新聞 機動戦士ガンダム版」ではガンダム世界のニュースを
実際の新聞記者に執筆させガンダムの世界観に引き込むという
斬新かつハイクオリティなアイデアも話題を呼びました。
 
 
熱狂的ファンも多いガンダム。
その多くのファンの期待を裏切らないように、
また、ファンでない人にも「なんか面白そう」と感じさせる
シンプルかつ大胆な広告はさすが水野さんです。
 
 
 
 
 
と、
以上が
知れば知るほど奥が深い、水野学ワールドのほんのほんの一部です。
 
 
常にブランドや製品のことを想って、デザインの役割の根本を問い続ける彼のデザイン論。
水野理論を知っていくにつれて、デザインのあるべき姿がだんだんと理解できてきました。
素人の私にとっては学ぶことが多すぎて頭が飽和状態です。(焦)
 
 
今回は「ほぇ〜〜」とあっけにとられてしかいなかったので
第2回目はもう少し成長した目線から紹介できるように精進いたします!
 
 

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