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いつも、行ってる美術館とはちょっと違う意味で楽しめたジブリの大博覧会in兵庫県立美術館

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Speaker Lab

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2018/06/04

 
 
初めてジブリを観たのは確か…。小学校の時に見た「火垂るの墓」。たしか…。これは、どこの学校でも行われている行事かわからないが、私が行っていた学校では定期的にジブリの上映会が行われていた。
 
 
そんなわけで、私が見たジブリ映画は「風の谷ナウシカ」、「火垂るの墓」、「天空の城 ラピュタ」、「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」、「おもひでぽろぽろ」、「耳をすませば」が小学校で行われていた上映会で見た映画で「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」は小学校を卒業してから見た映画だ。
 
 
コラムを書いていて思ったが、数あるジブリ映画があるのに、この数では到底、ジブリフリークとは程遠い。にわかジブリファンだ。
 
 
 
 



今回は、そんな〝にわかジブリファン〟が「ジブリの大博覧会」に行ってみた。

 


 
 
 
 
きっかけは呑み屋のマスターが「ジブリの大博覧会へ行った?面白いよ。」の言葉だ。美術館にはたまに行くのだが、正直、「ジブリの大博覧会」が行われている情報も知らず、誰にも勧められなかったら行かなかったであろう。そんな、何気なく行った男の批評を聞いてもらいたい。
 
 
まず、ネガティブな意見と取ってもらっていいのだが、日曜日に兵庫県立美術館へ行ったのは失敗だった。入館するまでに1時間待ちだった。人は多いと思っていたが、1時間待ちだとは思わなかった。正直、この時は「ジブリってやっぱり人気だな〜。」なんて軽い気持ちでいたのだが、帰るころには「なぜ、日曜日に来てしまったのだ。」と後悔をした。
 
 
今まで、何度か美術館へ行ったことはあるのだが並んだことはなかった。なぜ、並ばなければいけないのか入ってみたわかった。
 
 
イメージとして芸術性が高い絵や造形物などが飾られており芸術を自分のペースで考えて楽しむ場だと思っていた。なので、絵や造形物を見てる時間は長くても5分ぐらいのイメージだ。(ちなみに、私は30秒〜1分ぐらいです。)
 
 
 
 



「ジブリの大博覧会」は宣伝・広告がメインで展示されている。

 


 
 
 
 
どんなけ人が多くてもサクサク人が動くイメージだったのだが、「ジブリの大博覧会」で飾られているのはアートではない。読み物が飾られていた。ジブリのプロデューサーである鈴木 敏夫さんとコピーライターの糸井 重里さんのジブリ映画のキャッチコピーができるまでのFAXのやり取りや企画書、ロゴデザイン案、スケジュールなど映画ができるまでの工程が飾られていた。
 
 
行くまでのイメージは。映画で使われているコマのラフ案などが飾られているのかな。と思っていたが、全然、そんなことはない。ジブリ映画ができて、そこから、どうやったら世の中に広がるかが飾られていた。もちろん、ラフ案とかも少しは飾られていたのだが、あくまで映画のラフではなく広告ポスターのラフ案だ。
 
 
企画書やスケジュール、FAXのやり取りを読んでいたら、そりゃ人の動きが遅い。展示物の前で人が詰まっている光景を美術館で初めて見たかもしれない。
 
 
ネタバレになるかもしれないので多くは語れないが、「もののけ姫」のキャッチコピー〝生きろ〟ができるまでのやり取りは、最近、少しずつ伸びていた鼻をへし折ってくれた。鈴木 敏夫さんと糸井 重里さんのFAXでのラリーは読んでいて鳥肌ものだ。
 
 
「糸井さんでこんなにやり取りしているのに、私は、修正が一回きたぐらいでイライラして。。。気持ち改めよう。」と心の底から思ったし、糸井さんのユニークな返しは私も使ってみようと思った。
 
 
「ジブリの大博覧会」は広告業界に携わる人や目指している人にはオススメだ。私は本当に勉強になった。修正が多いときのクライアントとのやり取り。お互いどんなけ楽しく仕事をできるか。を常日頃考えていたので今回の糸井さんのやり方は参考にさせていただきます。
 
 
 
 
宣伝の仕方やできるまでの過程が展示されている美術館はもっと増えてほしい。
 
ただ、次回は土日を避けよう。。。

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