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もう、ニッチ産業だと悩まなくていい。

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Speaker Lab

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2019/03/12

 
 
新年、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 
 
遅すぎる新年の挨拶はさておき…。(ただいま、確定申告シーズン)
新年一発目にSpeaker Labのコーポレートサイトの制作実績を更新した。
 
 
http://speaker-lab.com/archives/works/706
 
 
クラシックのサクソフォン奏者佐藤さんの名刺。クラシックのリサイタルポスターデザインに落とし込んだ名刺となった。提案からデザインまでの流れはホームページに書いているので見ていただきたい。
 
 
コーポレートサイトに佐藤さんの名刺を更新してからTwitter でつぶやいた。
 
 

 
 
バズってはないが、多少の反応があったツイートだ。個人的な感想だが、最近よく相談されるニッチ産業と思われている業界や限界を感じている企業様と似ている悩みだったからツイートをした。
 
 
佐藤さんとは自身が所属するfranc Saxophone Quartetのリサイタルポスター作成と自身の名刺デザインの2回お仕事をした。
 
 
franc Saxophone Quartetのリサイタルポスターのデザイン打ち合わせ時に、「クラシックっぽいデザインは辞めませんか?」と提案をした。franc Saxophone Quartetのリアクションはまちまちだが、〝枠〟から外れるのに躊躇したイメージがあった。
 
 
その辺の内容は詳しく、
http://speaker-lab.com/archives/works/627
に書いているのでクリックして読んでいただきたい。
 
 
ホームページにも書いていることだけど、クラシックのフライヤーを見て思ったのは、良くも悪くもクラシックコンサートのポスターと分かるデザインが多いっということ。ある程度のフォーマットが決まっているのかな。が正直な感想だ。
 
 
このことを詳しく書くと演奏者の写真、演奏しているときの写真を背景に黒や茶色を使いタイトルを金グラにするデザイン。もちろん、全部が全部違うのだが、私がクラシックのデザインに持っている印象だ。
 
 
クラシックのデザインのフォーマットがあるのではないか?と疑うぐらい似ているデザインが多い。フォーマットはフォーマットの良さがある。
 
 
しかし、全部が全部、デザインを寄せていたら差別化が図れないのも事実ある。若い人や伸び悩んでいる人はフォーマットという〝枠〟から外れてみてもいいでのは。と思った。
 
 
一概には言えないが、競合他社と同じ土俵で競うとなったらレッドオーシャンの中に飛び込むことになるだ。レッドオーシャンに飛び込むとなると技術力や商品力、営業力の力が必要になる。
 
 
だが、少し〝枠〟から外れてみたら案外ブルーオーシャンだったりする。技術力や商品力、営業力の力がそこまで必要ない状況だったりする。
 
 
若手クラシック奏者のクラシック風リサイタルポスターよりクラシック奏者のジャズっぽい雰囲気のポスターの両方を見た人はどう思うだろうか。クラシックっぽいポスターだったらクラシックに興味があるのであれば見てくれるだろう。
 
 
しかし、クラシックを好きでもない人が見たらクラシックということで見ずにスルーするのではないのであろうか。単純に考えたらジャズっぽいデザインであればジャズ好きの方も立ち止まって見てくれるのでは。
 
 
「私はクラシック好きの人の前で演奏したい!」と強くおもっているのであれば、客層をクラシックのフォーマットでデザインをしたほうがいい。先人たちが築き上げたクラシック好きの母数を取り合わなければいけないが…。
 
 
先ほども言った技術力や商品力、営業力の力が必要となる。技術力や商品力、営業力の力で戦っている人間はゴマンといることだけは忘れないでほしい。
 
 
そういう考えもあってfranc Saxophone Quartetには「クラシックっぽさを無くさないか。」と提案をした。全員が全員、理解をしてくれなかったかもしれないが承諾はしてくれた。
 
 
チラシの内容はホームページに載っているのでホームページをみていただきたい。ホームページには載っていないリサイタルのパンフレット制作秘話的なことを書こうと思う。
 
 
まず、パンフレットを制作するにあたってコンセプトを「家に持って帰って読み返したくなるパンフレット。」に話し合って決めた。曲目や曲の説明をのせるだけではなくエンターテイメント性を取り入れることにした。
 
 
ただただ、曲目や曲の説明を載せるのではなくメンバー4人が曲の説明や演奏してみた感情を自分たちの声で説明をしてくれたことを雑誌の対談みたいに載せた。実際に演奏会が終わってから来場していた方に聞いたところ、待ち時間や家に帰ってから読んだという声があったみたいだ。
 
 
小さいことではあるが、演奏会にきてクラシックを聴いて楽しむのはもちろん、パンフレットでも楽しんで帰ってもらえたのは狙い通りで嬉しかった。
 
 
フォーマットの〝枠〟から外れる。簡単には言ってみたものの未だに外れてない。こんな簡単に外れるわけがない。ただ、小さな積み重ねがレッドオーシャンからブルーオーシャンへ変わることがある。
 
 
ニッチ産業だと思われている業界や限界を感じている企業様には視野を広げればニッチでもなければ限界でもない。新たな印象を与えることで母数を増やせることができる。〝枠〟を外せば世界が変わる。
 
 
もし、どうやったら〝枠〟から抜けれるんだろうと悩んでいるかたは、一度、デザイナーさんや広告代理店さんに相談してみるといい。デザイナーや広告代理店はチラシをつくる広告をつくる以外にも経営のことに関してもさまざまな会社をみているから、経験と知識がある。何より第三者目線で話してくれる。
 
 
私も企業様のお話を聞くとき決定してから聞くことが多い。「もっと、前から話してくれたら色々と提案ができる。」と言ったことが多々ある。決まってから提案しても中々、先に変えられない。極端に言えば「何かやりたいな。」と思ったぐらいに相談してもいいぐらいだ。
 
 
最近は、「何かやりたいな。」ぐらいに相談されることが少しづつ増えてきている。こっちの仕事量は増えるのだが、やりがいはある。
 
 

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